2010年6月19日土曜日

南アフリカの父へ

南アフリカの父へ

お父さん、元気ですか。
ごはん、ちゃんと食べてますか?ちゃんと眠れていますか?
お父さんが岡田監督として難しい顔している姿、毎日テレビで見ています。
たいへんな時が続きますね。
日本中の人の夢や期待を背負ったチームの監督として
ピッチに立っているお父さん。
私には想像もつかないようなプレッシャーと闘っているお父さん。
この間の試合の後、ますます厳しい顔をしているのを見て、
お父さんらしいと思いました。
お父さんが誰よりも真剣に、サッカーを考えていること。
サッカーを愛していること。
そして、覚悟を持って仕事をしていること。
私は知っています。だから、信じています。
今日はいよいよオランダ戦ですね。
南アフリカのお父さんに、私たち家族ができることは少ないけれど
精一杯、応援しています。


いつもありがとう。
お父さんは、私の誇りです。

娘より


日経、朝日(他にも?)に掲載された15段企業広告。
国の誇りとして戦う選手たちを率いる
指揮官もまた、家族の誇りである。

2010年6月12日土曜日

自由と恐怖

インプロ本「自由になるのは大変なのだ」 より

リーダーシップ研修で紹介した
「いいストーリーを妨げる17の症状」は、
そのまま、「ありのままの自分でいられない」症状そのもの。

自由の反対が恐怖であることが良くわかる。
恐怖に身を任せることのほうが、自由よりもずっと楽なんだろう。

1.今の自分が変わってしまうのが怖くて、可能性のあることや相手のアイデアを否定する(Blocking)
2.問題や悪いことが起きたときにショックを受けないように、最初から消極的・否定的でいる(Being negative)
3.何でも曖昧なまま、はっきり具体的な意見を表現しない(Wimping)
4.やり始めたこと、やろうと決めたことをすぐ撤回する(Cancelling)
5.ひとり、違う立場になるのが怖くて、他の人の状況をまねして仲間に入る(Joining)
6.相手との衝突や葛藤を避けるため、相手と同じことを次から次へと一緒にしつづける(Agreed Activities)
7.目の前にある大事なものには目もくれず、はじめから想定した目標にたどり着こうとする(Bridging)
8.何をどうしていいかわからず、何かが起きるのを待ちながら、同じところにずっととどまる(Hedging)
9.成功や幸せや大事なことに直面することが怖くて、自分から遠回り遠回りしていく(Sidetracking)
10.他者とは違うふうになろうと、奇抜なアイデアや行動にこだわる(Being Original)
11.ただ考えたり話してばかりいるだけで、何も起こさないし、何も行動しない(Gossiping)
12.頑張って進んでいるつもりだが、結局、同じような所に巡り戻ってくる(Looping)
13.くだらないことでその場をごまかし、一番大事なことを台無しにする(Gagging)
14.必要以上に物事を膨張しておかしくして、現実味から外れる(Comic Exaggeration)
15.他者や自分に勝たなきゃ気がすまず、常に戦う姿勢になってしまう(Conflict)
16.焦りや不安に心がとらわれているため、すぐに必要のない問題をつくってしまう(Instant Trouble)
17.物事を小さく小さく考えて、なるべくリスクが大きくならないようにする(Lowering the Stakes)